TEDDY BEAR FAMILY

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テディベアとものがたり展 in TBF2016

TEDDY BEAR FAMILY 2016 in 上越 
新潟県上越市で開催された テディベアとハンドメイドのフェスの写真リポート⑥


以前からテディベアの展示をやってみたいと思っていたのですが、
今年は新作を作れなかったこともあり、思い切って実行してみました。

展示テーマは、テディベアと絵本(ものがたり)と歴史。テディベアと絵本は名コンビで、テディベアを主題にした作品はたくさんあります。まず、それを古いもの順に飾ってみることを考えました。

会場はイトーヨーカドーエルマール1F。スペースは全長約3.8m エルマールさんのご厚意で白い壁が設置してありました。

まず物語のかんたんな解説を書いたフレームを作り、壁に並べていく。その下には、関連するテディベアと本を展示する。

実際並べてみるとなかなか良い感じ。改良版をまたやってみたいものです。


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イーゼルに飾ったプーの棒投げ橋のイラストから、はじまりはじまり

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最初の絵本は、荒井良二さんの「はっぴいさん」
この絵本は2003年の作品。主人公のわたし(名前は出てこない)のバッグの中には、テディベアがいつも顔を出しています。

このはっぴいさんコンビのベアは、20年以上前に作ったものです。
この衣装を作って着せるまでは、目立たない存在だったので、
衣装を作って本当によかったなあと思います。

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次は、ゴーリーとスーティーです。

ゴーリーは19世紀末のキャラクターです。
20冊以上の絵本が作られ、キャラクター商品も発売され、
イギリス、アメリカなどで長く愛されてきました。

この写真のゴーリーは、Joetsukumaのハンドメイドです。
テディベアと並んで飾れるように、
高品質素材、5ジョイントと凝った仕様で作りました。

スーティーは、イギリスBBC放送のTV番組からデビューしました。
レコードに写っているのが、スーティーの生みの親のハリーさん。
TVでは、ハリーさんとスーティーがドタバタ劇を演じて子供たちに大人気となりました。
スーティーも多数の絵本やキャラクター商品になっています。

黒耳のテディベアは、由美子のハンドメイド。

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次は、パディントンベアとパンキンヘッド

パディントンは、1950年代に英国の作家、マイケルボンドにより
児童向け物語として出版されました。
またたくまにベストセラーになり、世界的に人気のベアキャラクターになっています。
2016年には、CGのパディントンの映画が公開されました。

この大きいパディントンとルーシーおばさんは、1970年代のゲイブリエル社製(英国製)。
絵本は、パディントンが駅でブラウン夫妻に出会う最初の物語を2種展示してみました。

パンキンヘッドは、カナダトロントのデパート、イートンズの子供向けキャラクターです。
そのぬいぐるみのオーダーを受けたのがイギリスのメリーソート社。
そしてメリーソート社は、数年後にパンキンヘッドからチーキーを作りました。

展示は、パンキンヘッドが見当たらなかったので、我が家のチーキーに座ってもらいました。


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くまのプーさん
世界一有名なテディベア、くまのプーさん。
プーさんの物語は、今から90年ほど前にイギリスの作家、A.A.ミルンにより書かれました。
本は大ベストセラーになり、テディベアは流行を超えて子供たちのともだちとなりました。
その後、ディズニーが版権を買い、映画、絵本、キャラクター商品となり、いまでも人気のキャラクターです。

この大きいテディベアは、名前をサニー(sunny)と言います。
アーティストベアで、作者はイギリスのメアリーホールデンさん。(1993年作品)
メアリーさんはプーのオマージュとしてこの大きなテディベアを
つくっていたのだと考えるようになりました。
明るいゴールドのモヘアで作られたこのベアに、Sunnyとはぴったりの名前ですが、
全体の雰囲気がまさにプーさん。名前もSunnyとSilly(Silly Bear)。
メアリーさんのお宅は、プーの棒投げ橋のある村ハートフィールドの隣町、
ターンブリッジにあります。

左のベアは、1950年代のファーネル社製
ファーネル社は、プーさんをつくったメーカーでした。

プーさんの本はたくさんありますが、今回は時節柄、クリスマスの本にしました。
奥は、ディズニー時代のプーさんの紙芝居(日本語版)です。


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おかえりなさい オールドベア
この本は、テディベアが欧米でブームになった1980年代に出版されました。
作者は、イギリスのジェイン・ヒッセイ。
この物語には人は出てきません。子供部屋にいるぬいぐるみたちが、
屋根裏にいるオールドベアに苦労して会いに行くストーリーです。
擦り切れたモヘアのおじいちゃんベアと現代の化繊のぬいぐるみの世代を超えた出会い。
子供の思い出のテディベアを捨てないでしまっておくイギリスの国民性がうかがえます。

この本はシリーズ化され、日本語版も出版されています。


このテディベアたちは、1910~1950年代のイギリス製の本当のオールドベアたちです。
子供たちと遊んでいるあいだに、汚れたり、ところどころモヘアが薄くなったりしています。
そうした時間の経過がベアに新たな味わいをあたえているようです。


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“ C.T. "
Steiff 1908 Apricot Color Bear

最後は108歳のドイツのオールドベアとお花
今井さん、きれいなお花ありがとうございました。


    


by joetsukuma | 2016-11-24 03:22 | TBF 2016